自分に厳しい…
大晦日に逝った義父をみおくった義母。
18歳で嫁ぎ、65年間添ってきた義母。
私たちには穏やかな人だった義父だが
義母にとっては絵に描いたようなワンマン亭主だった。
嫁いだ時からしっかり家を守り
人にまかせることをせず、自分がするのが当たり前だった義母。
夫の介護も自分の務めと言い
最期の最期まで甘えることが出来なかった。
ほんとに自分に厳しい義母。
見送って2週間が過ぎた今
「ボーとしてて何かしようという気がおこらん・・・私はおかしくなったのかなぁ?」
と寂しく言う。
出来ない自分が情けないと思う義母。
「おかあさん 大丈夫だよ。この前まであんなに頑張り通したから空っぽになったんだね。
今は何も考えずにボーとしよう。そうしたら少ーしずつ少ーしずつやる気になるよ・・・」
日ぐすりだね。
私が少ーしずつお薬わけてあげますよ。
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