二つのいのち

もちもっちー

2012年01月06日 15:24

大晦日の夜に父(義父)は逝った。

多くは語らない人だったけど、賑やかな事が好きだった。

孤独は似合わない人だった。

子、孫、ひ孫が待つ賑やかな家に父は帰った。

そして元旦から三日の葬儀まで田舎の家にはひっきりなしに弔問の人が来た。

90歳の生涯の閉じ方も本当に父らしく賑やかだった。


孫のりんかは「初正月」。

生涯で一度の「初正月」。

家族で祝ってやりたいと思ってた。

30日、31日とお餅をついておせちを作った。

無事に年とりを済ませ、元旦の膳を一緒に囲んだ。


二つの命(魂)がそれぞれの道を歩み始めた。

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